Dishonest Abeの化けの皮

Dishonest Abeの化けの皮

最近のニュースのなかでもっとも重要なのは、神戸市立医療センター中央市民病院の研究チームが5月2日に明らかにした、外来患者1000人の血液検査で、3.3%が抗体を持っていたことだ。4月上旬までに、市民約4万1000人に新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染歴があった計算になるという。

Dishonest Abeは初期から厳しい規制を導入した台湾と異なり、3月に入るまで、SARS-CoV-2の感染を放置し、手をこまねいていた結果、日本国内に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染者を増加させてしまった。この事実が科学的に証明されたことになる。この国民の生命・財産を無視した事実は重大である。安部晋三は国民の利益よりも、自分の利益を優先させてしまったのである。このサイトで何度も指摘してきたように、この人物は国民に対してまったく不意実であり、そもそも公職選挙法違反で逮捕されるべき人物であることを考えれば、さもあらんというところか。

 

プーチンとよく似た安倍

ここでDishonest Abeとプーチン大統領のCOVID-19対策を比較してみよう。

プーチンにとって、今年最大の政治課題は憲法改正であった。2020年1月15日、プーチンは年次教書の演説のなかで憲法改正の意向を突然明らかにした。そのねらいは、大統領任期が「連続して二期を超えてはならない」とする現行憲法を、「二期を超えてはらない」と改正して、二四年以降も大統領選に出馬可能とすることであった。

この新憲法の承認には、国民投票の実施が不可欠だ。このため、4月22日に予定されていた国民投票の実現こそ、プーチンには譲れない最優先事項であった。それがコロナ禍への対応の遅れにつながり、ロシアに大きな困難をもたらしている。

これは、4月の習近平国家主席の公式訪問と7月の東京オリンピック開催を最重要日程と位置づけてきた安倍政権のコロナ禍対策の遅れにつながった事態とよく似ていることに気づくだろう。

プーチンがコロナ禍収束後までの国民投票の延期を決めたのは3月25日のことだ。4月17日には、5月9日開催予定の対独戦勝75周年記念式典の延期を明らかにした。どちらもプーチン個人の利益につながるから、なかなか決断ができなかったと言える。

プーチン・安倍両者ともに、国家指導者でありながら、自らの利益を優先するあまり、国民の命を軽んじたのではないか。ここに二人の政治家の本質をみることができる。

 

一刻も早く辞めろDishonest Abe

Dishonest Abeはプーチンと同じく憲法改正を訴えている。5月3日、安倍は政府が出した緊急事態宣言にふれた後、「現行の憲法に、緊急時に対応する規定は参議院の緊急集会しか存在していない」と指摘したうえで、「緊急事態において、国家や国民がどのような役割を果たし国難を乗り越えていくべきか、そのことを憲法にどのように位置付けるか、極めて重く大切な課題だ」と訴えたという。

「おいおい」である。これでは「火事場泥棒」と同じではないか。ろくでもない対応策しかとれないでいながら、非常事態時の憲法上の政府の権限が不十分だから何とかしろというのは、Dishonest Abe自身の失政の責任を現行憲法に帰そうとしているのと同じだ。

自分の責任の所在さえ気づかず、ほかのものに転嫁するだけの厚顔無恥こそ、Dishonest Abeの真骨頂と言えるだろう。

もうこんなバカを非難すること自体、時間の無駄なのだが、繰り返し繰り返しバカぶりを指摘することで、こいつを一刻も早く辞めさせることにつながれば幸いだと思う。

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塩原 俊彦

(21世紀龍馬会代表)

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