バイデン大統領は「テロリスト」か:ノルドストリーム爆破犯をめぐる報道

日本のマスメディアは予想通り、ピューリッツァー賞の受賞歴のあるジャーナリスト、シーモア・ハーシュが2023年2月8日に公開した、「アメリカはいかにしてノルドストリーム・パイプラインを破壊したのか」という長文の記事(htt・・・

ノルドストリームを爆破させたのはバイデン大統領:ネオコンないしリベラルな覇権主義者の暴挙

本日、独立言論フォーラムに「ノルドストリームを爆破させたのはバイデン大統領:ウクライナ戦争がいかに歪んだ戦争であるかを知ってほしい」という原稿を送った。いつ掲載されるかわからないので、別の角度から書いたこの原稿を21世紀・・・

「本屋に行こう」運動の始動

ぼくは、「本屋に行こう」運動をはじめたいと考えている。そんなことを思うようになった理由がいくつかある。第一は、本を読まなくなった日本人が多いことへの憂いを禁じ得ないからである。本は糧であり、本を読むことで疑似体験ができ、・・・

NHKの誤報が教える深刻さ:これでは民主主義は担保できない

3月か4月には、拙著『ウクライナ戦争をどうみるか:情報リテラシーの視点で』が刊行されます。そのなかで、「読み書き」能力を意味する「リテラシー」の大切さについて論じています。そこで、訴えている論点の一つに、「プライミング効・・・

井上達夫著『ウクライナ戦争に向き合う』のひどさ:私を含めたロシア研究者は猛省しなければならない

ようやく時間ができたので、井上達夫著『ウクライナ戦争に向き合う』を読んだ。拙著『プーチン3.0』のなかで、井上の『世界正義論』を引用したので、彼がウクライナ戦争にどう向き合おうとしているのかを知りたいと思ったからである。・・・

ウクライナ戦争の軍事的分析:戦術や装備をめぐる考察、戦車は「陸の回廊」、ATACMSはクリミア攻撃、戦闘機はドンバスへと向かう (塩原俊彦)

関心がないとはいえ、ウクライナ戦争が丸1年になろうかとする時期なので、戦局をめぐる分析をここに書いておきたい。といっても、私はこの分野の「素人」なので、その洞察力に自信があるわけではない。ただ、日本のマスメディアにおいて・・・

汚職まみれのウクライナ:ゼレンスキー政権の腐敗をなぜ報じない? 本当に情けない日本の報道 (塩原俊彦)

(独立言論フォーラムへの掲載には時間がかかるので、このサイトで公表することにした)   拙著『プーチン3.0』のなかで、私はつぎのように書いたことがある。   「腐敗認知指数(Corruption Perceptions・・・

ソ連時代の「負の遺産」からウクライナ戦争を分析する:プリゴジンの「ワーグナー・グループ」の正体とは?  (塩原俊彦)

(この論考は「独立言論フォーラム」において公表しようとしてものだが、掲載が2月になるというので、ここで公開することにした) 私には、Kindle版の『ロシアの最新国防分析』(2013年版、2016年版)という著作がある。・・・

Issues of seizure and confiscation of Russian assets

On January 6, 2023, The Guardian published an article titled “Leak reveals Roman Abramovich’s billion-do・・・

Addendum on Sanctions: What I Missed in The War in Ukraine as Revenge

In my book, The Ukrainian War as Revenge  Philosophy of War: Each Justice and Revenge, Retaliation, and Sancti・・・

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塩原 俊彦

(21世紀龍馬会代表)

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