「ロバート・ケーガン」の第二弾論考を批判する

このサイトで「ネオコンの理論家ロバート・ケーガンの論考を斬る」を公表した。その後、ケーガンは2023年12月7日付のWPにおいて、「トランプ独裁: それを止める方法」をアップロードした。 彼は、その第一歩として、共和党内・・・

WPのウクライナ戦争の総括記事:「米国とウクライナの攻撃計画には誤算と分裂があった」と「ウクライナでは、反攻が行き詰まり、漸進的な戦いがつづく」をめぐって

「ワシントン・ポスト」は2023年12月4日付で第一部「米国とウクライナの攻撃計画には誤算と分裂があった」と第二部「ウクライナでは、反攻が行き詰まり、漸進的な戦いがつづく」という長文のウクライナ戦争をめぐる記事を公表した・・・

ネオコンの理論家ロバート・ケーガンの論考を斬る:「トランプ独裁は不可避になりつつある。私たちはふりをするのをやめるべきだ」への批判

ネオコンの理論家で、「ワシントン・ポスト」の意見投稿欄の寄稿編集者を務めるロバート・ケーガンは、2023年11月30日付の記事「トランプ独裁は不可避になりつつある。私たちはふりをするのをやめるべきだ」を公表した。そこで、・・・

バイデンとプーチンの興味深い発言について

2023年11月18日付の「ワシントン・ポスト」に、ジョー・バイデン大統領の意見表明「米国はプーチンとハマスの挑戦から引き下がらない」が掲載された。例によって、この男は、つぎのような不穏当なことを平然と書いている。   ・・・

講演会のお知らせ:久しぶりの国立で

12月2日午後2時半から、「ウクライナ戦争をどうみるか」というタイトルで、講演をする。場所は久しぶりの国立になる。北多摩西教育会館という場所だ。インターネットで検索しても、なかなか的確な情報に出合えないので、詳しく知りた・・・

不誠実な記事を信じてはならない:ノルドストリーム爆破事件に関する「ワシントンポスト」とDer Spiegelの報道

私は、拙著『知られざる地政学』の「あとがき」において、つぎのように書いておいた。   「私は本書において、日本のマスメディア、政治家、官僚、学者をあえて批判した。右も左もぶっ飛ばしたといえるかもしれない。なぜそうしたかと・・・

米大統領選まで1年を切る:ウクライナよりもイスラエル

アメリカ大統領選までもう1年もない。再選をねらうジョー・バイデン政権の本性について分析してみよう。   ガソリン価格が勝敗の鍵 バイデンは米国内のガソリン価格の今後の動向が大統領選の結果に直結することをよく知っている。ゆ・・・

国連の「人道的停戦」決議にみる覇権国アメリカのひどさ

国連総会は10月27日、ガザ危機に関する重要決議を採択し、「敵対行為の停止につながる、即時かつ持続的な人道的停戦」を呼びかけた。賛成120、反対14、棄権45であったが、米国やイスラエルは反対、フランス、ロシアや中国は賛・・・

キリスト教文明の「おぞましさ」:イスラエルとパレスチナをめぐって 復讐・報復・制裁

私は、『復讐としてのウクライナ戦争』において、復讐・報復・制裁について考えた。英語をみると、「復讐」(revenge)以外にも、「復讐ないし仇討ち」(vengeance)「報復」(retribution, retalia・・・

有名人の「嘘」:無知蒙昧にだまされるな!

私は、書き終えた『君たちはどうだましだまされてきたのか:無知の責任』、『ジャニーズ騒動の教訓:洗脳から身を守る方法:無知の責任』、『無知の責任:ジャニーズ・ファンの責任を問う』(いずれも仮題)において、有名人の「嘘」につ・・・

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塩原 俊彦

(21世紀龍馬会代表)

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