信頼の再論

信頼の再論   信頼について再論してみたい。フランシス・フクヤマは、信頼が個々人のアイデンティティ(自己認識)と深くかかわっている点に注目して、アイデンティティを感じるには、①他者に認証されるという渇望、②内側・・・

「信頼」をめぐって

「信頼」をめぐって   8月に出版する『サイバー空間における覇権争奪』(社会評論社)のなかで、「神信頼」、「人間信頼」、「国家信頼」、「マシーン信頼」への変遷についてのべている。紙幅の関係で、十分な論理展開を深・・・

ホモ・サケル、サバルタン、そして「デジタル資本主義」と「デジタル全体主義」のいま

ホモ・サケル、サバルタン、そして「デジタル資本主義」と「デジタル全体主義」のいま   やや難しい話をしたい。まず、「ホモ・サケル」について語ろう。以下にのべることは、拙著『官僚の世界史』(社会評論社, 2016・・・

ロシア人ジャーナリストの拘束・逮捕で思うこと:Dishonest Abeへの警戒

ロシア人ジャーナリストの拘束・逮捕で思うこと:Dishonest Abeへの警戒   6月10日、ロシアの有力紙『ヴェードモスチ』、『コメルサント』、『RBK-daily』の3紙は共同声明を各紙面上で大々的に展・・・

新刊『サイバー空間における覇権争奪:個人・国家・産業・法的規制の行方』について

新刊『サイバー空間における覇権争奪:個人・国家・産業・法的規制の行方』について   8月上旬に社会評論社から、新しい拙著『サイバー空間における覇権争奪:個人・国家・産業・法的規制の行方』を刊行することになりまし・・・

拙稿「ニッポン不全」に書いたこと

拙稿「ニッポン不全」に書いたこと   しばらくこのサイトにアップロードしてこなかったので、かつてわたしが書いた拙稿「ニッポン不全」の一部を抜粋するかたちで紹介してみたいと思います。     ・・・

「ふしぎな賄賂」をめぐって

「ふしぎな賄賂」をめぐって   「ふしぎな賄賂」という大学での授業に関連して、いくつかの書物を取り上げたい。まずは、新谷尚紀著『なぜ日本人は賽銭を投げるのか:民族信仰を読み解く』(文春新書、2003年)を取り上・・・

AIとマッチングの話

AIとマッチングの話   暇なので、もう一つ、おもしろおかしい話を紹介してみよう。AIとマッチングの話である。 先日、高知にある城西館という、皇室御用達ホテルの1階にある喫茶店で食事をしていると、見合いが行われ・・・

教育のビジネス化

教育のビジネス化   暇な時間があるので、「教育のビジネス化」について論じておきたい。以下に拙稿を示そう。   ************************************* 国家を主導す・・・

2021年7月30日(金)

2021年7月30日(金)   前回についで、もう少し財政破綻について説明してみましょう。そのシナリオを具体的に描いてみたいと思います。ここで紹介する内容も私自身の拙稿です。「ぼく」を主語に書いています。よく噛みしめなが・・・

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塩原 俊彦

(21世紀龍馬会代表)

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