「システム2」思考の重要性

「システム2」思考の重要性 ダニエル・カーネマン著『ファスト&スロー:あなたの意思はどのように決まるか?』(ハヤカワ・ノンフィクション文庫、上下)を読むと、「システム1」と「システム2」という思考の違いに注目していること・・・

NHKのひどさ:受信料を払う価値なし

NHKのひどさ:受信料を払う価値なし 9月23日、国連でClimate Action Summit 2019が開催される。にもかかわらず、NHKはこのサミットを「温暖化対策サミット」と平然と誤訳している。すでに、このサイ・・・

今夏読んだ洋書について

今夏読んだ洋書について   今度はこの夏休み期間中に読んだ洋書について、備忘録を残しておきたいと思います。まず、ビッグ・ビジネスを擁護する見解を綴った本から紹介しましょう(9月14日に追加したものをアップロード・・・

今夏読んだ本について

今夏読んだ本について このサイトで多くの本を読むことを推奨しました。ここでは、わたし自身はどんな本を今夏に読んだかを紹介してみたいと思います。自分の手で選んだものもあれば、贈呈されたものもあります。『潮』に書評を書くよう・・・

「デジタル全体主義」VS「デジタル資本主義」:新しい地政学に向けて

「デジタル全体主義」VS「デジタル資本主義」:新しい地政学に向けて 塩原 俊彦   はじめに 「境界」を探る研究は空間そのものの「裂け目」にも関心を向けるべきである(1)。筆者はすでに『境界研究』において、拙稿・・・

『ラディカルズ』

『ラディカルズ』 学生諸君には、夏休みにぜひともジェイミー・バートレット著『ラディカルズ:世界を塗り替える〈過激な人たち〉』(双葉社、2019年)を読んでほしいと思います。ついでに、8月に発売される拙著『サイバー空間にお・・・

政治の笑止千万

政治の笑止千万   「れいわ新選組」の比例区大勝を予測しましたが、残念ながら大勝とまではいかなかったようですね。わたしは、政党交付金の対象となるための得票率2%をクリアするだけでなく、山本太郎を含む3人の当選を・・・

「れいわ新選組」の比例区大勝および「オヴァートンの窓」と「パソキフィケーション」:『ラディカルズ』を読む大切さ

「れいわ新選組」の比例区大勝および「オヴァートンの窓」と「パソキフィケーション」:『ラディカルズ』を読む大切さ 期待を込めて、「れいわ新選組」の比例区大勝を予測したいと思います(もしそうならなければ、日本人の多くがいまだ・・・

「ビッグ・アザー」, 「デジタル・マシーン」ほか:「恋のスベスベマンジュウガニ」の替え歌つき

「ビッグ・アザー」, 「デジタル・マシーン」ほか:「恋のスベスベマンジュウガニ」の替え歌つき セイント・ヴィンセントの「政権の腐敗」という日本語のリフレインから始まるMasseductionという曲の存在(2017年)を・・・

「裁かれざるは悪人のみ」

「裁かれざるは悪人のみ」   2018年7月4日に、「ロシア映画の勧め」をアップロードしました。そのなかで、アンドレイ・ズヴャギンツェフ監督の「裁かれるは善人のみ」という作品を観るように勧められた話を紹介しまし・・・

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塩原 俊彦

(21世紀龍馬会代表)

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