「現実」を直視しないマスメディアへの批判

近く、ROTOBOの『調査月報』において、拙稿「中ロ協力を考える:「現実」は複雑だ」が公表される。久しぶりの論文だが、別に大きな理由があって書いたものではない。 執筆した理由は、自分に課題を課すことで、とにもかくにも考え・・・

教育DXを考える

 世界は教育においてもデジタル・トランスフォーメーション(DX)の導入に躍起になっている(DXについては、拙稿「デジタル・トランスフォーメーション(DX)は世界の潮流」[https://webronza.asahi.co・・・

米国に媚びを売る日本外交の恥知らず:米国政治を揺さぶる震源にもなりかねない

 2021年8月4日付の「ニューヨーク・タイムズ電子版」は、「日本からポンペオに贈られた5800ドルのウイスキーボトルが行方不明、米国が発表」(https://www.nytimes.com/2021/08/04/us/・・・

リトアニア、EU加盟国で初の中国との国交断交か

2021年9月3日付のロイター電(https://www.reuters.com/world/lithuania-withdraws-chinese-envoy-row-over-taiwan-2021-09-03/)に・・・

クルーグマンの正しい指摘は日本にもあてはまる

いろいろと忙しい日々がつづくなかで、本日、NYTにきわめて興味深い記事が掲載されていたので紹介したい。それは、経済学者ポール・クルーグマンの「アメリカ人の心を買うということ」(https://www.nytimes.co・・・

伊集院静の指摘にガッテン

もう40年近く、毎週必ず読んでいる雑誌、『週刊文春』の8月12・19日夏の特大号に、興味深い記述を見つけた。それは、伊集院静の連載、「悩むが花」にあった、つぎの指摘である。 「今、これほど感染者が増えているのに、ワクチン・・・

アウシュヴィッツを思い出す

五輪組織委の小林賢太郎なる人物が解任された。過去にホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)をやゆするセリフをコントに使っていたことが問題視されたという。この話を知って、思い出すのは、あの有名なアウシュヴィッツ強制収容所を訪問した・・・

若者へ:河野太郎という世襲議員のひどさくらい知っていてほしい

若者は日頃の報道に疎いかもしれない。とくに、大切な事実を報道しないNHKは受信料支払いに値しない。とはいえ、民放もまたひどい。まあ、わたしはTBSのニュースを見るだけだが、それでもきわめて重要な事実を報道しているとは言え・・・

Rude people:テレビ朝日や高知教職員組合はどうなってんだ!

たぶん8月に、論座において「YOLO」という話を公表する。YOLOとは、「You only live once」(人生は一度きり)の略語である。この考察の最後に、「命短し恋せよ乙女」という歌詞を紹介している。 この言葉を・・・

問題の所在を教えてくれる東芝・経産省事件:腐敗が構造化した日本

「ニッポン不全【10】 国の遅れは企業の遅れ」において、「国家統治と企業統治の同調性」という話を紹介したことがある。今回、問題になっている東芝の企業統治をめぐる混乱は、日本の代表的企業の企業統治の脆さだけでなく、東芝と結・・・

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塩原 俊彦

(21世紀龍馬会代表)

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