原油上限価格の導入をめぐって
2022年12月2日、G7、EU、オーストラリアは、ロシアの石油価格の上限を1バレルあたり60ドルに設定することに合意した。この制度は、「プライスキャップ」と呼ばれるもので、これまでの経緯は以下のとおりである。 2022・・・
2022年12月2日、G7、EU、オーストラリアは、ロシアの石油価格の上限を1バレルあたり60ドルに設定することに合意した。この制度は、「プライスキャップ」と呼ばれるもので、これまでの経緯は以下のとおりである。 2022・・・
12月3日、「『君たちはどう騙されてきたのか』:リテラシー教育の必要性(ウクライナ戦争報道を題材にして)」という講演を法政大学で行う。ビデオでも見られるらしいので、その場に来なくても、講演内容を知ることができるらしい。関・・・
2022年11月中に『復讐としてのウクライナ戦争 戦争の政治哲学:それぞれの正義と復讐・報復・制裁』が社会評論社から刊行される。これにともなって、すでにこのサイトにアップロードしているように、この本の注部分をしばしば更新・・・
「『復讐としてのウクライナ戦争』に連動する注部分の修正について:たとえば、ノルドストリーム爆破関連の不審船2隻について」の続きを読む
やっと笠井潔著『煉獄の時』を読了した。「ウクライナ3部作」の最終となる『復讐としてのウクライナ戦争 戦争の政治哲学:それぞれの正義と復讐・報復・制裁』の執筆のため、なかなか読むことができなかった本だ。執筆の合間に、大澤真・・・
(拙著『復讐としてのウクライナ戦争』の補足注) WP(https://www.washingtonpost.com/world/ukraine-says-grain-coming-to-somalia-but-russi・・・
ようやく柄谷行人著『力と交換様式』を読み終えた。なぜ急いで読んだかというと、11月に刊行される予定の拙著『復讐としてのウクライナ戦争』(仮題)の内容修正のためであった。実際には、些細な点を二つ、三つ、この本を参考に修正し・・・
The idea of placing the feather or small image of “Maat,” the Egyptian incarnation of justice and ・・・
「The “Blame” of Western Civilization: in my book, The War in Ukraine as Revenge」の続きを読む
I would like to introduce the reality that the neocons are using the mass media to incite revenge. What I stro・・・
「Incitement by Mass Media: shallow philosophers such as Jason Stanley, Timothy Snyder」の続きを読む
(2022年11月刊行の拙著向けの注) 現時点(2022年12月2日)までのロシアの国内状況について説明しておきたい。 ウクライナ軍は9月9日から10日にかけて、ハリコフ州の多くを奪還した。これにより、ウクライナ・・・
(「禊の対極としての「腐敗」:腐敗研究と復讐研究の接点」などと同じく、『復讐としてのウクライナ戦争』[仮題]向けの注) 本書第4章第2節から第4節において論じた「負の互酬性」(negative reciprocity・・・
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