「雑感」の記事一覧(8 / 27ページ)

バカなマスコミ、バカな政治家、バカな学者:イーロン・マスクの「ヌーランドほどこの戦争を強引におし進めている人はいない」というつぶやきをめぐって

2023年2月23日、独立言論フォーラムに拙稿「ウクライナ戦争を煽る米国務省次官ヌーランド:イーロン・マスク氏のつぶやきを知れ!」を送っておいた。いつ公表されるかわからないが、この原稿を書きつつ感じたことを書いておきたい・・・

「平和主義にサヨナラする日本」:展望なき日本外交に「喝」

(独立言論フォーラム用に書いていたものだが、掲載が遅れたため、このサイトにおいて公表することにした)   2023年春に上梓する予定の『ウクライナ戦争をどうみるか』(花伝社)という拙著の冒頭はつぎのような文章ではじまる。・・・

政府は嘘をつく:問われるジャーナリズム、気球はどうでもいい、だまされるな

当たり前のことだが、政府は嘘をつく。したがって、政府の言い分を決して信じてはならない。重要な問題であればあるだけ、政府の発表には確認をとる努力をしなければならない。 なぜこんな話題を書いたかというと、ピューリッツァー賞の・・・

拝啓 鈴木宗男様 超党派で講演会をやりませんか:ウクライナ戦争から1年

拝啓 鈴木宗男様。かつてモスクワで名刺交換をさせていただいたことのある塩原と申します。私が朝日新聞モスクワ特派員をしていたころの話ですから、1995~1998年の間のことであったと記憶します。 今回、このようなかたちで鈴・・・

バイデンが命じたノルドストリーム爆破:報道しないマスメディアに喝

米国の「ニューヨーク・タイムズ」も「ワシントン・ポスト」も、ジョー・バイデン大統領が、バルト海海底に敷設されたロシア産天然ガスをドイツに輸送するための「ノルドストリーム」と「ノルドストリーム2」の爆破を命じたとする、シー・・・

バイデン大統領は「テロリスト」か:ノルドストリーム爆破犯をめぐる報道

日本のマスメディアは予想通り、ピューリッツァー賞の受賞歴のあるジャーナリスト、シーモア・ハーシュが2023年2月8日に公開した、「アメリカはいかにしてノルドストリーム・パイプラインを破壊したのか」という長文の記事(htt・・・

ノルドストリームを爆破させたのはバイデン大統領:ネオコンないしリベラルな覇権主義者の暴挙

本日、独立言論フォーラムに「ノルドストリームを爆破させたのはバイデン大統領:ウクライナ戦争がいかに歪んだ戦争であるかを知ってほしい」という原稿を送った。いつ掲載されるかわからないので、別の角度から書いたこの原稿を21世紀・・・

「本屋に行こう」運動の始動

ぼくは、「本屋に行こう」運動をはじめたいと考えている。そんなことを思うようになった理由がいくつかある。第一は、本を読まなくなった日本人が多いことへの憂いを禁じ得ないからである。本は糧であり、本を読むことで疑似体験ができ、・・・

NHKの誤報が教える深刻さ:これでは民主主義は担保できない

3月か4月には、拙著『ウクライナ戦争をどうみるか:情報リテラシーの視点で』が刊行されます。そのなかで、「読み書き」能力を意味する「リテラシー」の大切さについて論じています。そこで、訴えている論点の一つに、「プライミング効・・・

井上達夫著『ウクライナ戦争に向き合う』のひどさ:私を含めたロシア研究者は猛省しなければならない

ようやく時間ができたので、井上達夫著『ウクライナ戦争に向き合う』を読んだ。拙著『プーチン3.0』のなかで、井上の『世界正義論』を引用したので、彼がウクライナ戦争にどう向き合おうとしているのかを知りたいと思ったからである。・・・

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塩原 俊彦

(21世紀龍馬会代表)

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