私は、拙著『知られざる地政学』の「あとがき」において、つぎのように書いておいた。   「私は本書において、日本のマスメディア、政治家、官僚、学者をあえて批判した。右も左もぶっ飛ばしたといえるかもしれない。なぜそうしたかと・・・

「不誠実な記事を信じてはならない：ノルドストリーム爆破事件に関する「ワシントンポスト」とDer Spiegelの報道」の続きを読む

アメリカ大統領選までもう１年もない。再選をねらうジョー・バイデン政権の本性について分析してみよう。   ガソリン価格が勝敗の鍵 バイデンは米国内のガソリン価格の今後の動向が大統領選の結果に直結することをよく知っている。ゆ・・・

「米大統領選まで１年を切る：ウクライナよりもイスラエル」の続きを読む

国連総会は10月27日、ガザ危機に関する重要決議を採択し、「敵対行為の停止につながる、即時かつ持続的な人道的停戦」を呼びかけた。賛成120、反対14、棄権45であったが、米国やイスラエルは反対、フランス、ロシアや中国は賛・・・

「国連の「人道的停戦」決議にみる覇権国アメリカのひどさ」の続きを読む

私は、『復讐としてのウクライナ戦争』において、復讐・報復・制裁について考えた。英語をみると、「復讐」（revenge）以外にも、「復讐ないし仇討ち」（vengeance）「報復」（retribution, retalia・・・

「キリスト教文明の「おぞましさ」：イスラエルとパレスチナをめぐって 復讐・報復・制裁」の続きを読む

私は、書き終えた『君たちはどうだましだまされてきたのか：無知の責任』、『ジャニーズ騒動の教訓：洗脳から身を守る方法：無知の責任』、『無知の責任：ジャニーズ・ファンの責任を問う』（いずれも仮題）において、有名人の「嘘」につ・・・

「有名人の「嘘」：無知蒙昧にだまされるな！」の続きを読む

すでに集大成を『知られざる地政学』〈上下巻〉で刊行してしまったので、これからは「教える」立場に立った書物を残そうと考えている。そのための一作となる原稿が本日完成した。これから出版社を探すことになる。 というわけで、ここで・・・

「新著『君たちはどうだましだまされてきたのか：無知の責任』（仮題）あるいは『ジャニーズ騒動の教訓：洗脳から身を守る方法：無知の責任』（仮題）の原稿完成」の続きを読む

本日、10月3日、拙著『知られざる地政学』〈下巻〉も自宅に届いた。この20年間の「集大成」がようやく完成した。 この本を書いて痛感したことは、すでに独立言論フォーラムの連載「知られざる地政学」の第一回目に書いておいた。要・・・

「『知られざる地政学』〈下巻〉も届く」の続きを読む

2023年9月21日付のThe Economistの記事、Ukraine faces a long war. A change of course is needed（ウクライナは長期戦に直面している。軌道修正が必要）は・・・

「The Economistの勝手な言い分」の続きを読む

ロシア産天然ガスを、バルト海海底を通ってドイツに輸送するためのガスパイプライン、ノルドストリームが爆破されてから、2023年9月26日で、ちょうど１年になる。みなさんに注目してほしいのは、日本のマスメディアがこの問題をど・・・

「ノルドストリーム爆破から１年：覇権国アメリカに逆らえない「現実」」の続きを読む

ゼレンスキーの国連総会演説には、看過できないたくさんの発言がある。拙著『プーチン3.0』や『ウクライナ3.0』、『復讐としてのウクライナ戦争』で何度も指摘したように、プーチンが「悪人」であることはだれでも知っているが、侵・・・

「ゼレンスキーという「悪」：だまされてはならない」の続きを読む