報告書「復讐と忘却の間で:ロシアにおける移行期正義の概念」
しばらくさぼっていた。「論座」への寄稿が忙しい結果である。いま、取り組んでいる最大の課題は、ロシア語の大分の報告書「復讐と忘却の間で:ロシアにおける過渡的司法の概念」(https://trjustice.ilpp.ru/・・・
「学術関連」の記事一覧(3 / 4ページ)
しばらくさぼっていた。「論座」への寄稿が忙しい結果である。いま、取り組んでいる最大の課題は、ロシア語の大分の報告書「復讐と忘却の間で:ロシアにおける過渡的司法の概念」(https://trjustice.ilpp.ru/・・・
「プーチン3.0」を占う 2012年1月、拙著『プーチン2.0:岐路に立つ権力と腐敗』(社会評論社)が刊行された。これは、2000年に初めて大統領に就任したウラジーミル・プーチンが「連続2期を超えてはならない」という憲法・・・
「デジタル全体主義」VS「デジタル資本主義」:新しい地政学に向けて 塩原 俊彦 はじめに 「境界」を探る研究は空間そのものの「裂け目」にも関心を向けるべきである(1)。筆者はすでに『境界研究』において、拙稿・・・
信頼の再論 信頼について再論してみたい。フランシス・フクヤマは、信頼が個々人のアイデンティティ(自己認識)と深くかかわっている点に注目して、アイデンティティを感じるには、①他者に認証されるという渇望、②内側・・・
「信頼」をめぐって 8月に出版する『サイバー空間における覇権争奪』(社会評論社)のなかで、「神信頼」、「人間信頼」、「国家信頼」、「マシーン信頼」への変遷についてのべている。紙幅の関係で、十分な論理展開を深・・・
ホモ・サケル、サバルタン、そして「デジタル資本主義」と「デジタル全体主義」のいま やや難しい話をしたい。まず、「ホモ・サケル」について語ろう。以下にのべることは、拙著『官僚の世界史』(社会評論社, 2016・・・
新刊『サイバー空間における覇権争奪:個人・国家・産業・法的規制の行方』について 8月上旬に社会評論社から、新しい拙著『サイバー空間における覇権争奪:個人・国家・産業・法的規制の行方』を刊行することになりまし・・・
ウクライナ大統領選をめぐって 塩原 俊彦 3月31日に実施されたウクライナ大統領選では、4月1日現在、中央選挙管理委員会の開票結果(90.26%の段階)によると、ウラジーミル・ゼレンスキーの得票率が30.26%とトップで・・・
『抽象の力:近代芸術の解析』への所感 塩原 俊彦 わたしの手元には、『国家アート論』という拙稿がある。2005年に執筆したものだ。「ここでは行政を、公的サービスや政府の詳細な職務をデザインし形づくるという、いわば「国家の・・・
『監視資本主義』をめぐる所感 塩原 俊彦 このところ、すばらしい本を2冊読んだ。一冊は岡崎乾二郎の『抽象の力』(亜紀書房)であり、もう一冊はShoshana Zuboff著The Age of Surveillance ・・・
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